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逆指値注文の活用例@(リスク管理の場合)

 逆指値注文は、リスク管理を行う上で最も基本的な注文方法です。

 リスク管理を目的とした逆指値注文の活用方法としては、相場が思惑とは反対方向に動いた場合に備え、「保有している買い建玉について一定以下の価格になったら返済売り」、「保有している売り建玉について一定以上の価格になったら買い戻し」といった注文を出す方法が考えられます。

 リスク管理という観点から逆指値注文を活用するケースとしては、以下のような場合が想定されます。


1.損失を限定したい場合
2.一定の利益を確保した上で、更に利益を追求したい場合


 以下、それぞれのケースに応じて具体例を挙げて解説します。

■具体例1−@:損失を限定したい場合
 ミニ日経平均先物が今後上昇するだろうという予想から18,000円で新規に買い建てた。

 しかし、思惑とは異なり、上値が重く横ばいに推移、持ち合い状態となる。

 いつ相場が急落するかわからないので、念のため、17,950円で売り決済の逆指値注文を出しておいた。

 不安は的中し、その後、売りが優勢となり、17,800円まで下落。

 が、17,950円で売り決済注文が執行され、損失は50円(5,000円)に限定された。

■具体例1−A:損失を限定したい場合
 ミニ日経平均先物が今後上昇するだろうという予想から18,000円で新規に買い建てた。

 しかし、思惑とは異なり、上値が重く横ばいに推移、持ち合い状態となる。

 いつ相場が急落するかわからないので、念のため、17,950円で売り決済の逆指値注文を出しておいた。

 不安は取り越し苦労で、その後18,100円まで上昇。

 17,950円の逆指値注文は執行されず、評価益は100円(10,000円)に拡大した。

■具体例2−@:一定の利益を確保した上で、更に利益を追求したい場合
 保有している買い建玉、あるいは売り建玉について、相場が思惑通り推移しているので、建玉を決済せずに利益を追求したい。しかし、いつ相場が反転するかわからないので、ある一定の値段で逆指値注文を出しておき、予め利益を確保しておきたい。

 ミニ日経平均先物が今後上昇するだろうという予想から、18,000円で新規に買い建てた。

 思惑通りの相場展開となり、18,100円まで上昇。

 まだ相場は上昇しそうだが、いつ反転するかわからないので、念のため18,050円で売り決済の逆指値注文を出しておいた。(この時点で最低50円(5,000円)の利益は確保できた。)

 やはり相場は反転し、17,900円まで下落したが、18,050円で売り決済注文が執行され、50円(5,000円)の利益が確保できた。

■具体例2−A:一定の利益を確保した上で、更に利益を追求したい場合
 ミニ日経平均先物が今後上昇するだろうという予想から、18,000円で新規に買い建てた。

 思惑通りの相場展開となり、18,100円まで上昇。

 まだ相場は上昇しそうだが、いつ反転するかわからないので、念のため18,050円で売り決済の逆指値注文を出しておいた。(この時点で最低50円(5,000円)の利益は確保できた。)

 しかし上昇基調は強く、更に上昇して18,200円となり、18,050円の逆指値注文は執行されず、評価益は200円(20,000円)に拡大した。

 そこで、逆指値注文の価格を18,150円に引き上げて150円(15,000円)の利益を確保しつつ、更に利益を追求することにした。