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| IPOのブックビルディングとは |
■IPOのブックビルディングとは
IPOのブックビルディングとは、IPOの募集・売出価格(公募価格)を決定するために行われるプロセスのことで、IPOの抽選に応募する際に必ず参加しなければならない手続です。
ブックビルディングは、日本語では「需要申告」と訳されます。
■ブックビルディングの具体例
ブックビルディングの参加方法は、例を示して解説した方がわかりやすいでしょう。
例えば、A銘柄というIPOのブックビルディングが、「仮条件10万円〜12万円」で行われていたとします。
これは何を意味するかというと、「A銘柄というIPOを10万円〜12万円の範囲内で投資家の皆さんはいくらなら買いたいですか?」という幹事証券会社からの問いかけです。
この問いかけに対して、投資家がどのような反応をするかで、証券会社がIPOの公募価格を決定するわけです。
例えば、12万円で買いたいという投資家が殺到すれば、「人気があるので公募価格が12万円でも大丈夫だ」と証券会社が判断するわけです。
反対に、投資家のブックビルディングへの参加が少なく、また、申告価格も10万円〜11万円程度がほとんどだったとすると、「人気がないから公募価格を10万円にしないと買い手がつかないな」と証券会社が判断するわけです。
このようなブックビルディングのプロセスで、IPOの公募価格が決定されるのです。
■ブックビルディングの参加方法
ブックビルディングに参加する際は、仮条件の範囲内の価格での申告が必要です。
上記具体例で言えば、「10万円から12万円」の範囲内で参加する必要があります。
基本的に、ブックビルディングによる需要申告に参加し、かつ、申告価格が最終的に決定された公募価格以上であった投資家のみが抽選の対象となります。
ほとんどの場合、ブックビルディングの上限(上記例で言えば12万円)で公募価格が決定されますので、ブックビルディングも仮条件の上限で申告しなければ抽選に参加できない場合が多いことに注意が必要です。
証券会社によっては、需要申告をストライクプライス(株式売買における「成行買注文」に近い概念)にて行える場合もあり、この場合、どのような条件でも購入を希望する需要とみなしてもらえます。
ですから、どうしても抽選に参加したいIPOの需要申告は、「仮条件の上限」か「ストライクプライス(成行)」で申告しておくのが無難でしょう。
■ブックビルディング参加の注意点
ブックビルディング参加の注意点としては、以下の2点があります。
| ブックビルディング参加の注意点 |
1.仮条件の上限で申告しなければ抽選に参加できない場合が多い
2.仮条件の上限で公募価格が決定されないIPOは人気がない
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1.仮条件の上限で申告しなければ抽選に参加できない場合が多い
ほとんどのIPOは、ブックビルディングの上限(上記例で言えば12万円)で公募価格が決定されますので、ブックビルディングも仮条件の上限で申告しなければ抽選に参加できない場合が多いことに注意が必要です。
ですから、どうしても抽選に参加したいIPOの需要申告は、「仮条件の上限」か「ストライクプライス(成行)」で申告しておくのが無難でしょう。
2.仮条件の上限で公募価格が決定されないIPOは人気がない
仮条件の上限で公募価格が決定されないIPOは人気がないと予想されるため、仮に当選したとしても、公募割れリスクが非常に高いと考えて慎重に購入を吟味すると良いでしょう。
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