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| 日本円のみの資産運用は安全か? |
ここでは、日本円のみの資産運用が本当に安全かどうかについて考えてみたいと思います。
一般的に、普通の人は余ったお金を銀行に預金します。少しゆとりのある方、資産運用に興味がある方の場合は、国債や投資信託を買ったり、株式投資をしたりしていると思います。
このように、ほとんどの日本人は資産の100%を「円建て資産」で保有しており、これが安全であり、常識であると考えられています。
確かに、ここ数十年の円高トレンド(円は1$=360円→100円程度と3倍以上の価値になっています)のように、 日本円が今後も長期的に右肩上がりのパフォーマンスを継続できるのであれば、全く問題はないと言えます。
しかし、ここ数十年の米ドルがそうであったように、「日本円」が長期的に右肩下がりのパフォーマンスとなってしまったらどうなるでしょうか?
日本は、ほとんどの資源や食料を外国からの輸入に頼っている国です。日本円の価値が下がれば、こうした輸入品を今までのように安く購入できなくなり、これまでの豊かな生活は享受できなくなります。
毎年、毎年、資産価値が低下し、日本人が大好きな海外旅行も一部の大金持ちだけが享受できる贅沢になるのです。
これまで、日本人が「日本円建て資産の一点集中買い」でうまくいってきたのは、「たまたま」長期的に円高トレンドが続いてきたからなのです。
「日本円建て資産の一点集中買い」の状態を株式投資で表すと、「100%一つの銘柄に集中投資」していることと同じなのです。
もちろん、今後も他国通貨に対して円の価値が長期的に上昇し続けると考えるならば、「日本円建て資産の一点集中買い」のスタンスは合理的と言えるでしょう。
しかし、私はそうは考えません。日本円の価値は、今後は下落していく可能性のほうが高いと考えています。
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