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ボリンジャーバンド活用の注意点

 ボリンジャーバンドは、±2σの範囲に、約95%の確率で為替レートが納まるという統計上の裏付けがあります。

 しかし、あくまで相場の変動幅が正規分布に従うものと仮定しているだけですので、そうでない特異な動きをする相場局面においては、ボリンジャーバンドは「だまし」となる可能性があります。

 実際にチャートとボリンジャーバンドとを重ねて描いて検証してみると、大きなトレンドが続いているときは、ボリンジャーバンドの上限に沿ったまま相場がどんどん上昇、あるいは下限に沿ったまま相場がどんどん下落することがよくあります。
 その点からすると、ボリンジャーバンドもまた、単独で売買サインとすると「だまし」に遭う可能性が高いといえるでしょう。

 特に、以下の@〜Bの場合に為替レートがバンドを大きく逸脱するときもあります。


@ 各国の通貨政策に大きな変更があった場合
A GDPなどのファンダメンタル面での突発的事象が発生した場合
B 円キャリートレードの巻き返しなど、需給面で大きな変化があったとき


 ですから、外国為替証拠金取引をする際は、テクニカル分析一辺倒で取引判断を行うのではなく、各国の通貨政策や経済情勢などを考慮しながら取引する必要があるのです。