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自動ストップロスとは/追加証拠金とは

■自動ストップロスとは
 一般的な外国為替証拠金取引の業者には、相場が急変したときに投資家がいたずらに損失を拡大してしまうことのないよう、「自動ストップロス」の仕組みが備えてあります。

 自動ストップロスとは、多額な損失が発生するのを未然に防ぐ目的で、損失額が一定の割合を超えると、自動的にポジションを清算(損失を確定)させる仕組みです。

 簡単に言えば、強制ロスカット機能です。

 具体的には、証拠金から評価損分を差し引いて  維持証拠金(ポジションを維持するために最低必要とされる証拠金水準)を下回ると発動されます。

 例えば、1ドル=120円で1万ドルの買いポジションを証拠金5万円で建てていたとします。

 この取引の維持証拠金が2万円だとすると、評価損が3万円、つまり為替レートが1ドル=117円になったら自動ストップロスの発動です。

 自動ストップロスが発動すると、預け入れた証拠金5万円から、評価損の3万円が差し引かれてポジションが清算され、手元に2万円が残ることになります。

 外国為替市場は24時間機能しており、株式市場のような値幅制限はありません。

 最近ではあまり例がありませんが、かつてのプラザ合意時のような外国為替市場に大きなインパクトを与える国際的な通貨政策の変更があった場合など、短期間で数十円も為替レートが大幅に変動するようなこともあります。

 予期せぬ急激な価格変動から身を守るためにも、自動ストップロスは、個人投資家のための安全装置と言えるでしょう。

 一般的に、外国為替証拠金取引には、自動ストップロスの仕組みを取り入れている業者がほとんどです。

 ただし、自動ストップロスが発動される前に、逆指値注文を活用して積極的にロスカットを行い、あらかじめ想定していた許容損失の範囲内に損失が収まるようにすることをおすすめします。


■追加証拠金とは
 追加証拠金とは、外国為替証拠金取引において、預け入れた証拠金を上回る評価損が発生した場合に、不足分の払い込みを取引業者が投資家に対して請求することで、「おいしょう」と呼ばれます。

 外国為替証拠金取引の取引業者の中には、自動ストップロス制度ではなく追加証拠金制度を採用している業者もあります。

 具体的には、証拠金から未確定損失額を差し引いて維持証拠金(ポジションを維持するために最低必要とされる証拠金水準)を下回った場合、不足分の証拠金を決められた日数以内に払い込みをしなければなりません。

 外国為替証拠金取引で追加証拠金制度を採用している場合、当初に担保として預け入れた証拠金以上の損失が発生するリスクがあります。

 追証が発生する前に、逆指値注文を活用して積極的にロスカットを行い、あらかじめ想定していた許容損失の範囲内に損失が収まるようにすることをおすすめします。