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カーター・ショックとは

 カーター・ショックとは、1978年11月1日、当時アメリカ大統領のカータ大統領が発表したドル防衛総合策対策に端を発する、主要国通貨に対するドル高進行のことです

 当時、アメリカでは貿易収支の大幅な赤字によって経常収支が赤字に転落し、インフレが加速していました。

 このアメリカのファンダメンタルズの悪化を背景に、米ドルは主要国通貨に対して急落、例えばドル円は5月の230円レベルから10月31日には175円台まで下落し、半年で50円以上の円高・ドル安となりました。

 そこで、カーター米大統領は、以下のようなドル防衛総合対策を発表しました。

 日本、西ドイツ、スイスの中央銀行とのスワップ枠拡大等による為替市場への協調介入の強化
 300億ドルの介入資金調達
 公定歩合の引上げ(8.5%→9.5%)
 預金準備率の引き上げ

 このドル防衛総合対策を受けて11月1日には、1日で10円以上も円安・ドル高になり、その後も円安・ドル高傾向は続きました。