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為替の変動要因/内外金利差とは
 
 内外金利差とは、日本円と外国通貨の金利差のことです。

 資金は金利が少しでも高い方へ移動しますので、為替の変動要因となります。

 例えば、米ドル/円相場ならば、FOMCが決定するフェデラル・ファンド金利と日銀の金融政策決定会合が決定する無担保コール翌日物金利の誘導水準との金利差が、内外金利差として意識されます。

 為替の変動要因としては、「ファンダメンタルズ」、「内外金利差」、「需給関係」、「通貨介入」などが挙げられますが、このところの米ドル/円相場の変動は、内外金利差が大きく影響していると言われています。

 現在の日本の金利政策は、ゼロ金利政策をようやく脱却しましたが、日銀は依然として超低金利政策を維持しています。

 一方で、米国FOMCは、高金利政策を維持しています。

 以上の、日米の金利政策を比べると、金利の高いドルが上昇すると考えるのが自然です。

 実際には、2006年4月に日銀が量的緩和政策を解除して、日本の金利先高観測が高まり、また、米国の利上げ政策が停止されるとの観測が強まったことから、急速な円高となりました。

 その後、米国の利上げ継続観測が再浮上し、日本の利上げのペースが緩やかなものになるという見方が広まったため、円安傾向が強まりました。

 このように、内外金利差が為替の変動要因になると言っても、単純に金利の高い通貨が買われるのではなく、これから金利が上がっていくと予想される国の通貨が上昇し、これから金利が低下していくと予想される通貨が下落する傾向にあります。