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円高の要因/国内輸出企業の円買いとは

 外国為替市場のニュースを見ていると、「国内輸出企業の円買い」が円高の要因として取り上げられることがあります。

 では、国内輸出企業の円買いとは、どういったメカニズムで発生するのでしょうか?

 自動車メーカーなどの輸出企業は、製品を国内で生産し、その製品を海外へ輸出します(実際には、海外工場で現地生産したり、原材料を輸入していたりするので、単純ではありませんが・・。)

 輸出先の海外では、その製品の売上代金はドルやユーロなどといった外貨で受取りますが、国内の工場で働く従業員には日本円で給料が支払う必要があります。

 外貨のままでは従業員の給料や原材料の仕入れ代金を支払えませんので、輸出企業は外貨を日本円に両替して、従業員の給料や原材料の仕入れ代金を支払う必要があります。

 両替を持ち込まれた銀行は、外貨の保有量が増えてしまうので、外国為替市場で保有外貨を売却して外貨保有量を調整することになります。

 この外貨売り・円買いが、「国内輸出企業の円買い」と言われ、これが増えれば増えるほど円高は進行します。

 つまり、自動車や電化製品など輸出企業の輸出が増えることが、円高の要因として挙げられるわけです。