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フェデラル・ファンドとは

 フェデラル・ファンドとは、アメリカ国内の銀行間貸借市場のことで、日本で言えば無担保コール翌日物市場と同じです。

 銀行間のオーバーナイト(今日借りて明日返す)の貸借取引のことで、その際の適用金利がフェデラル・ファンドレート(FFレート、FF金利)と言われます。

 フェデラル・ファンドレートは、FRBがFOMC(米国連邦公開市場委員会)で決定し、即日実施しますが、アメリカの金融政策の象徴と言えるので、市場関係者からその動向に注目が集まります。

 フェデラル・ファンドレートを利上げするからドルが買われる、利下げするからドルが売られるといった具合です。

 よく外国為替市場のニュースで、「アメリカの金利先高感から円安ドル高が進行」というような表現を見かけますが、これはフェデラル・ファンドレートのことを指します。

 金利政策は景気の調節、言い換えればインフレの調節を担うわけですから、インフレ指標と称される雇用統計、CPI、PPI、小売売上高などがFOMCの動向を探る指標として重要視されるわけです。

 ちなみに、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)でフェデラル・ファンド金利先物が取引されます。

 このFF金利先物を実行FF金利を比較すれば、マーケットが次回のFOMCの動向をどこまで織り込んでいるのかがわかります。

 FF金利先物の動向とFOMCの金融政策の決定からの乖離が、いわゆる「サプライズ」となるわけです。


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