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| 移動平均線とは |
移動平均線は、一定期間の株価の終値平均値を、毎日(または毎週、毎月)割り出してグラフ化したものです。
例えば25日移動平均線の場合、直近の25日間の終値の平均値がその日の移動平均値となります。
このようにして毎日移動平均値を求めていき、グラフ化したものが25日移動平均線になります。
移動平均線は、株価のトレンドを見るのに役立ちます。
移動平均線は、日足ベース、週足ベース、月足ベースと、長短様々です。
また、期間の取り方も、例えば日足ベースでも5〜200日と長短様々です。
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| 移動平均線の活用方法 |
ここでは、移動平均線の基本的な見方を説明します。
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| @ 株価と移動平均線の位置関係・方向性 |
まず、株価と移動平均線の位置関係から局面を判断すると、以下のとおりになります。
| 株価と移動平均線の位置関係 |
局面 |
| 株価が上 |
強気 |
| 株価が下 |
弱気 |
次に、移動平均線の方向性から局面を判断すると以下のとおりになります。
| 移動平均線の方向 |
局面 |
| 上昇 |
強気 |
| 横ばい |
強弱対立 |
| 下降 |
弱気 |
基本的に、移動平均線が上昇中の場合は、移動平均線が下値抵抗線として機能する場合が多く、移動平均線が下降中の場合は、上値抵抗となっている場合が多いです。
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| A ゴールデンクロス・デッドクロス |
短期移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜けることをゴールデンクロスと言います。
ゴールデンクロスは、下降していた株価が上向きに転じたことを確認するシグナルとして活用できます。
逆に、短期移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜けることをデッドクロスと言います。
デッドクロスは、上昇していた株価が下向きに転じたことを確認するシグナルとして活用できます。
ただ、いずれもかなりの短期で設定された移動平均線同士のクロスでない限り、株価の現実の動きにやや遅れ気味になるという傾向は心得ておくべきで、相場の強気(弱気)転換の追認ポイントを認識するための手段と捉えておくのが妥当と思われます。
以上のように、複数の移動平均線を組み合わせることで相場の転換点を示唆するシグナルとなり得る訳です。
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| B 移動平均線カイ離率 |
移動平均線カイ離率とは、株価が移動平均線に対してどれくらい離れているか(カイ離しているか)を見るものです。
移動平均線カイ離率は、「移動平均線に対する大幅な株価のカイ離(上方・下方)はやがて修正される」という経験則に基づき、相場の行き過ぎ(株価の上げ過ぎ、下げ過ぎ)をチェックするのに有効な指標です。
一般的に、カイ離率が10〜20%を超えると過熱感が強いとされ、株価に修正が入りやすくなります。
ただし、値動きの荒い銘柄、値動きの少ない銘柄など、目安となるカイ離率は銘柄によって異なるので、銘柄ごとの特徴を把握しておく必要があります。
移動平均線は、その期間中に株を買った人・売った人の株価の平均値ですから、買い値より大きく上昇すれば売りたくなるでしょうし、売値より大きく下げれば買い戻したくなるわけです。
いわば、“相場心理の平均線”とも言えるのです。
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| C グランビルの8法則 |
グランビルの8法則は、移動平均線を考案した前述のJ・E・グランビルが、株価と移動平均線の位置関係に着目して、売買のポイントを8つにまとめたものです。

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| 移動平均線の限界 |
移動平均線は、設定期間が短いほど現実の株価の動きにより近くなり、逆に、設定期間が長いほど動きがなだらかで長期的な趨勢を示すという性質があります。
期間を短くとれば短期トレンドが抽出でき、変化に素早く対応できるというメリットがある一方で、「ダマシ」も多くなるというデメリットがあります。
期間を長くとれば長期トレンドが抽出でき、「ダマシ」が少なくなるというメリットがある一方で、変化が緩慢になり認識の遅れを招くというデメリットがあるという訳です。
このように、期間のとり方によって様々な種類の移動平均線を描くことができ、各移動平均線によって短所・長所が異なることから、1種類の移動平均線に依存するよりも複数の移動平均線の動きを観察した方が、より適切な判断に近づくことができると言えます。
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