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米国雇用統計の見方・注意点

 ここでは、FX投資を行う際の、米国雇用統計の見方、注意点について解説します。

 なお、米国雇用統計については、米国雇用統計とはのコーナーで詳細に解説していますので、そちらを御覧になって下さい。

■米国雇用統計の見方
 米国雇用統計の中で特に注目される指標が、「非農業部門雇用者数」です。

 非農業部門雇用者数とは、農業以外の部門に属する事業者の給与支払い帳簿を基に雇用者数を集計したもので、前月比でどれだけ雇用者が増減したかが注目されます。

 「失業率」も重要な経済指標ですが、失業率は景気に遅行するため、よりリアルタイムの景気に連動した「非農業部門雇用者数」の増減の方が外国為替市場参加者の注目を集めます。

 米国雇用統計の見方としては、以下のプロセスを参考に非農業部門雇用者数の増減を分析するとよいでしょう。


非農業部門雇用者数が増加
   ↓
労働需要が強く、景気も底堅い
   ↓
労働需要が強ければ、平均賃金が上昇しやすい
   ↓
インフレ懸念が台頭
   ↓
FOMC(米連邦公開市場委員会)で、利上げを行う可能性が高まる
   ↓
ドル買い要因となる


 このように、非農業部門雇用者数の見方としては、前月比でどれだけ雇用者が増減したかがポイントとなりますが、就職シーズンや季節労働者が増えるシーズンなどは、前月との比較は余り意味がないことに注意しましょう。

 また、金融政策への影響を考える際は、雇用情勢が景気トレンドの最重要指標とされますが、消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)などのインフレ動向も同時に勘案する必要があることに注意しましょう。

■米国雇用統計の注意点
 FX投資を行う際の米国雇用統計の注意点としては、以下の4点が挙げられます。


1.事前予測との比較が重要
2.発表時に為替レートが乱高下する
3.発表時にスプレッドが拡大する
4.FX業者のシステムダウンのリスクがある



1.事前予測との比較が重要
 米国雇用統計の見方として、注意すべきことは、「数値がよければドル買い」、「数値が悪ければドル売り」と単純に判断できない場合も多いことです。

 米国雇用統計などの重要経済指標は、アナリストの事前予想が流れていますので、そこからどれだけ上ブレ・下ブレするかがポイントとなります。

 どんなに良い指標が出ても、事前予測と同程度ならば「好材料出尽くし、ドル売り」、事前予測より下ブレすれば「失望、ドル売り」という値動きをする場合も多々あります。

 また、どんなに悪い指標が出ても、事前予測と同程度ならば「悪材料出尽くし、ドル買い」、事前予測より上ブレすれば「思ったより悪くない、ドル買い」という値動きも多々あります。

 相場は、先々の景況感を織り込みながら推移しますので、どのような経済指標も市場の事前予想(コンセンサス)から、どれだけ上ブレ・下ブレするかが、発表時の値動きのポイントとなることに注意しましょう。

■市場の事前予想(コンセンサス)はどこで確認できるの?
 FX業者の中には、米国雇用統計などの重要経済指標について、市場の事前予想(コンセンサス)を情報提供してくれる業者があります。

 このようなFX業者に口座開設していれば、ログイン後の画面で情報を確認することができます。

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B 名前・住所・銀行口座など必要事項を登録する。
C 身分証明のコピーを送付する(FAXまたは郵送)。
D サイバーエージェントFXから口座開設通知書が送られてくる(1週間程度後)。

 口座開設の手続きは、これだけです。


2.発表時は為替レートが乱高下する
 米国雇用統計の注意点としては、発表前後は為替レートが乱高下することが挙げられます。

 米国雇用統計は、外国為替市場で大きな注目を集めていますので、発表前後は取引量が増加し、為替レートが乱高下します。

 米ドル/円レートの場合は、米国雇用統計の発表内容によっては50銭以上上下することもあり、お祭り騒ぎになる場合があります。

 指値や逆指値を狭く設定している場合、簡単にタッチすることがあるので注意が必要です。

 特に、スワップポイント狙いの長期保有のポジションの場合、リスク管理上、ストップロス注文を活用されている方も多いと思いますが、狭く設定しすぎないように注意が必要です。

 なお、米国雇用統計の発表前後の乱高下を利用して、デイトレをするのも妙味があります。

3.発表時はスプレッドが拡大する
 米国雇用統計の注意点としては、発表前後は為替レートのスプレッドが拡大することが挙げられます。

 米国雇用統計発表前後は、為替レートが乱高下しますので、スプレッドも通常より大きく拡大する傾向があります。

 例えば、米ドル/円の為替レートのスプレッドは、通常3〜4銭程度ですが、米国雇用統計の発表前後は10銭以上スプレッドが拡大することもあります。

4.FX業者のシステムダウンのリスクがある
 米国雇用統計の注意点としては、発表前後はFX業者のシステムがダウンするリスクがあることが挙げられます。

 米国雇用統計発表前後は、FX業者へのアクセスが集中するため、システムにログインできない場合や、雇用統計の結果を見る通信社の情報なども閲覧できないFX業者があることに注意が必要です。

 ですから、サーバーが強力なメジャーFX業者の口座を一つは開設しておくことをおすすめします。

 私は、外為どっとコムの口座を愛用していますが、外為どっとコム(口座開設、維持費無料)は、サーバーが非常に強力で、私の経験上、システムダウンやアクセス障害が発生したことがないので、おすすめできるFX業者です。